クリーブランド、
湖と音楽の部屋
レイクエリーの水面、工業の記憶、巨大な美術館、古い市場、そして夜に響くロックンロール。クリーブランドは、錆びた都市ではない。文化へ姿を変え続ける湖岸都市である。
湖岸の工業都市は、文化都市へ変わった。
この展示室では、Ohio.co.jp の画像群から、クリーブランドを描いた作品を集めた。レイクエリーの湖岸、工業の記憶、Rock & Roll Hall of Fame、Cleveland Museum of Art、University Circle、West Side Market、夜のライブハウス、ダウンタウンのホテル。クリーブランドは、ひとつの顔だけでは語れない。
この街の面白さは、過去を消していないところにある。工業都市だった記憶は湖岸に残り、その上に美術、音楽、食、マーケット、街歩きの現在が重なる。だからクリーブランドは、単なる再開発都市ではなく、記憶を材料にして文化へ変化した都市として読める。
第一章 湖岸と工業の記憶
レイクエリー、港、工場、夕暮れの鉄の輪郭。クリーブランドの美しさは、働いた都市の記憶を消さないところにある。
クリーブランドは、過去を消して綺麗になった街ではない。
クリーブランドの魅力は、工業の記憶を隠さないところにある。鉄、港、倉庫、煙突、湖岸。その上に美術館、音楽、マーケット、ホテル、大学地区の文化が重なっている。だからこの街は、単なる観光地ではなく、変化の過程そのものを見せる都市である。
湖岸に立つと、古い産業都市と新しい文化都市が同時に見える。そこにクリーブランドの深さがある。きれいなだけの都市ではない。働いた都市が、音楽と美術と食の街へ変わっていく。その変化を、湖の光が静かに照らしている。
第二章 美術、マーケット、街の昼
University Circle、Cleveland Museum of Art、Lake View Cemetery、West Side Market。昼のクリーブランドには、知性と食欲の両方がある。
第三章 Rock & Roll、湖岸の夜
Rock Hall、ギター、ポスター、House of Blues、Beachland、Music Box。夜になると、クリーブランドは音で湖岸を照らす。
第四章 泊まる街、夜を歩く街
ダウンタウン、University Circle、歴史あるホテル、音楽の夜。クリーブランドは、泊まることで印象が深くなる都市である。
食と宿の展示室へ
West Side Market、都市ホテル、湖畔の食卓。旅の実用を美しく見る。
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オハイオ全体を一つの木版画美術館として歩く。